いよいよ今週末の日曜日はパープルラリーがまツアー2019を開催いたします。
今回のがまツアーは「2019年関東デイラリーシリーズ第2戦」であると同時に、
平成最後のJAF公認第1種アベレージラリー
となります。
平成がスタートしてから31年間。バブル景気を挟みながら日本国内で沢山の方々がラリーに生活をささげてきたことかと思います。そんな平成の中盤までのラリーは、現在でいう
アベレージラリー
によって行われてきました。
平成後半は次第に純粋にスピードのみで勝敗を競うスペシャルステージラリーに移り変わっていきましたが、そんな中でもアベレージラリーは途絶えることなく引き継がれ今日に至っております。
昭和から平成へ。時代の流れと共に少しずつ形態を変えながら受け継がれてきたアベレージラリーですが、来月から始まる新しい時代「令和」へと途絶えさせることなく引き継いでいくべく、平成最後のアベレージラリーとして開催する今回のがまツアーでは、いくつかの試みが設定に含まれています。
アベレージラリーの醍醐味を妨げることは極力避けつつ、その独特なルールゆえに理解しづらい部分を減らして、シンプルなアベレージラリーをコンセプトに設定してみました。
同時に、今回のラリーの競技長が、これまで数年にわたりスペインやイタリアにてローカルラリーながら100台前後の出場があるアベレージラリーに触れてきたことを参考にし、良い部分を少しでも取り入れて、次の時代のアベレージラリーのベースにしていきたいという思いも反映させています。
昭和から平成を絶えることなく走り抜けてきたアベレージラリーの締めくくりとして。また、次の時代におけるアベレージラリーの提案として、平成最後のJAF公認第1種アベレージラリーをご用意し、クラブ員一同皆様をお待ちいたしております。